急いで急ブレーキ！
しかし、間の悪いことにＡの方も、バイクが走りこんで来たため急ブレーキ！
私は、衝突を回避しようと右にハンドル操作！　
しかし、私の車とＡの車が接触するのは、当然の帰結であった。
幸いスピードを出していなかったので、軽い接触で済み、双方共、人身事故がなかったのが
不幸中の幸い(^^;
被害としては、私の車の左ヘッドライト部が破損。相手の車の左リアコーター部にへこみ、キズ。
事故自体は、大したことのない事故･･･ﾖｶｯﾀ、ﾖｶｯﾀ　

路肩に寄せて、双方、初顔合わせ。
「アホンダラ！　ボケ！　どこ見とんのやぁ！！」と口汚く罵りながら車を降りてきたＡは、
年の頃なら２０代後半の男性。
｛（一般小市民）＋3/2（その筋の方）｝／２　くらいの感じの方(^^;　
要は、少々恐そうな方であった。
人を威嚇することに慣れているのか？　
「言葉責め」がなかなかサマになっている。
相手が女性様であれば、思わず「お許しをm(__)m」と平謝りして、
土下座して靴に接吻していたかも知れない・・・･･と思う程、リズムがよかった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ただ、やはり、男性相手に土下座はイヤである。　靴に接吻の趣味もない。
「いやぁ、でも、直進が優先でしょ・・・」とモゴモゴ反論する。
「ボケ！　トロトロ走っとるお前が悪いんじゃ！」
散々、悪態をついた後・・・「待っとれ！　ボケ！」と言って、電話を始めた。
携帯の会話の中でも、「トロクサイ」「ボケ」・・・その類義語、同義語の言葉が
ポンポン飛び出すのが聞こえている。
１００％小市民の私は、少々ビビりながらも
「俺はトロクサクテ、ボケなんだぁ。」と、新たな自分を発見して感無量になっていた。

警察が来るまでの時間は長く感じた。
事故状況を説明して、事故証明を作成してもらった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もちろん、保険会社にも連絡した。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その後の保険会社の話では、「７：３」か「８：２」くらいで、先方に非があるとのこと。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほとんど、金銭的、物質的な被害はない。
ただ、精神的にはひどく疲れた（＞＜）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　実は今も、精神的に疲れる日々が続いている。
今日、ＡからＴＥＬが入り「アホンダラ！　ボケ！」の「言葉責め」「電話調教」があった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　いつの日か、快感に変わるのだろうか？？？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　事故というのは・・・「状況」「流れ」の中で以外に容易く起きるものである。
また、自分は気を付けているつもりでも「何故？」という感じで起きる場合もある。
皆様も気を付けて頂きたいものであるm(__)m