30代に入って、ご多分に漏れず・・・仕事が忙しくなった。 休日に仕事が入ることも増え、風俗への足も遠のいていった。 自分の時間が取れず・・・日常に疲れていた(^^; 「女性崇拝」「フェチM」を自覚し始めた私は、主にその頃、増えつつあった 女王様系雑誌を読むことで性的欲望を満たしていた。 ただ、やはりまだまだ遊びたい盛りの年代。 なんとか時間を作っては、体に鞭打って・・・鞭打たれる為に遊びに出かけた(^^; その中で、池袋のSMクラブのR女王様との体験は、ある意味、強く記憶に残っている。 R女王様は20代半ばの中肉中背の美しい顔立ちの方であった。 自らSM観を構築されておられ、SMに対する姿勢・考え方が非常に厳しい方であった。 最初の挨拶の仕方からして違う。 「手はグーにしておくこと!」 「なってない!」とお叱りを受けた。 脚の匂いをクンクンしていると 「何嗅いでるの!?」「Mじゃないんじゃない?」と叱られた。 「聖水」拝受に至っては 「飲めないんだったら、Mを辞めたら?」とも言われた(^^; ”M=聖水はグビグビと完飲し、黄金も食し、鞭、針の流血もものともせず!” のような雰囲気が流れていた。 もちろんSM観は、人それぞれ。R女王様の考えを否定する訳ではない。 イヤ! むしろ、最初にこのような厳しい方に躾て頂く方がいいとも考えていた。 叱られながらも、3回指名して通った理由がそこにある。 ただ、私自身、自分は”Mが混じったフェチ”であることを自覚していた。 叱られながらも、改めて、自分のような性癖の人間には「居場所」がないのだと も感じていた。
このプレイを最後に、風俗への足が遠のき「空白の6年(停滞期)」に突入する。 ツヅク
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