室内をグルグル散歩して・・・ソファーに戻った。 「おすわり」 正座をして腕(前足)をついて、おすわりの姿勢をとった。 「手はグーの形にしておきなさい。」 慌てて、手をグーの形にする。 「初めてにしては散歩、上手だったわよ。」 S様に褒められて、胸が熱くなった。少し、誇らしい気持ちになった。 「犬は、飼い主の”匂い”を覚えないとね。」 ・・・そう言いながら立ち上がり、パンティをするすると脱ぎ始めた。 そして、リードを引きよせて、たくし上げたワンピースの股間に私の顔を引き込んだ。 「手は床に着いたまま!」 「ワン」 しっかりと床から手が離れないように、体と首を伸ばす。 S様は、右手で私の髪の毛を掴み、自らの女性の部分に引き寄せた。 「しっかりと”匂い”を覚えなさい。」 私の鼻は、強く恥毛に押し当てられた。 S様の女性の部分の”匂い”は、芳しく、濃厚であった。 本当の犬のように、”匂い”だけでも飼い主を判別できるようになりたい。 私は、息を吐くのももどかしい思いで、深呼吸を繰り返し、 ”匂い”を脳裏に刻み込もうとした。 S様の女性の部分は、汗、おしっこ、愛液そして女性特有の分泌物の匂い が混ざり合い、素晴らしい”芳香”を放っていた。 恥毛の匂いを嗅ぎ・・・少し首を傾けて花弁の匂いを頂こうとした。 S様は、意図を汲み取って下さり、片足をソファーに上げ、私が匂いを 嗅ぎやすいように協力して下さった。 花弁の匂いは、脳髄が痺れるほど、刺激的な芳香であった。 ”この匂いは、麻薬と同じだ” 脳髄が蕩け、思考力がなくなっていくのが分かる。 S様のためなら何でも受け入れたい・・・そんな気持ちが湧いてくる。 ツヅク
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